阪神 佐藤輝明が20号一番乗り!球団日本人選手では掛布雅之以来41年ぶりの快挙 ラッキーゾーン撤去後では初の偉業

 「ヤクルト-阪神」(29日、神宮球場)

 阪神の佐藤輝明内野手が20号アーチを放ち、球団の日本選手としては掛布雅之以来、41年ぶりの快挙。甲子園のラッキーゾーン撤去後では初となった。

 5-0の八回1死走者なし。ヤクルト・丸山翔の2ボール1ストライクからの4球目、カーブをとらえた打球が右翼スタンド中段へ飛び込むソロ本塁打となった。

 佐藤輝は開幕から着実にアーチを量産し、セ・リーグ本塁打ランキングでトップを快走。交流戦でも本塁打王に輝くなど、自慢の長打力をいかんなく発揮してきた。

 阪神選手の両リーグ20号一番乗りは、1975年・田淵幸一、84年・掛布雅之、85年・バース、90年・パリッシュ、2010年・ブラゼルに続き、15年ぶり6人目の快挙。日本選手に限れば掛布以来、41年ぶりだ。1985年当時は甲子園にラッキーゾーンがあったため、アーチが出やすかったが、撤去後はなかなか日本選手が20号一番乗りを果たすことが難しかった中、佐藤輝の快挙は別格と言える。

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