阪神・藤川監督 「パ・リーグの戦力層の厚さをすごく感じる交流戦だった」守備のミス「ベンチの責任ですね」【一問一答】

 「阪神1-3ソフトバンク」(21日、甲子園球場)

 阪神は拙攻&拙守でソフトバンクに敗れ、交流戦は8勝10敗の借金2で終えた。四回2死走者なしから中野が栗原のゴロをファンブルして今季70試合目で初失策。続く石塚のライナーを三塁のヘルナンデスがはじき連続失策となると、先発の伊原がダウンズに先制の2点適時打を浴びた。伊原は6回3安打1失点(自責0)で2敗目。藤川監督の主な一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -伊原は守備のミスでの失点と不運もあった。

 「中野(の失策)は今シーズン初めてですか。これは仕方ない。その後のヘルナンデス(の失策)は、ちゃんと正面で正対して捕ればいいんだけれども、アウトを自分の頭の中で意識をしたキャッチの仕方だったので、この辺りはベンチの責任ですね。ベンチがしっかりと指示をしなければ」

 -伊原は役割をしっかりと果たした。

 「十分じゃないですかね。6イニングをしっかりといってくれた。リリーフもそんなにいい状況ではないですからね」

 -交流戦を振り返って。

 「パ・リーグの投手たちとか、ソフトバンクの選手たちも、選手層という意味で。楽天しかり、西武しかり、どこのチームもそうですけど、スピードあふれるリリーバーたちがいて。これを客観的に見た時にうちの打者たちも、たくさん対戦を重ねていないのに(相手投手に)上回られるというのは、いちアスリートとして、期するものは選手の中にあるんじゃないかと思いますね。戦力層の厚さをすごく感じる交流戦だったなと思います」

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