「阪神－ソフトバンク」（２２日、甲子園球場）

　「Ｔｉｇｅｒｓ　Ｌｅｇｅｎｄｓ　Ｄａｙ」として開催され、阪神ＯＢの真弓明信氏、金本知憲氏、矢野燿大氏が登場した。タテジマのユニホームを身にまとって、現役時代のヒッティングマーチに乗せてグラウンドへ。３人そろってお立ち台に上がって、インタビューを受けた。

　０５年リーグ優勝決定の瞬間のＶＴＲが上映され、レフトライナーを捕球した金本氏は、「ウイニングボールをとりたいなと思ってたところに、ちょうど阿部選手のライナーが飛んできて。レフトライナーを打つような配球をしてくれた矢野さん、ありがとうございました」とちゃめっ気たっぷりに感謝。「今年はケガ人が少なくて、かなり高い確率で優勝するのではないかと思ってます」とＶ予想すると、スタンドからは拍手が起きた。

　今季の猛虎について金本氏は、「スタメン全部生え抜きでしょ。僕はこういうのを目指していたからね。ほとんど補強なしだもんね。理想的な球団じゃないですか」と称賛した。リーグトップ１９本塁打をマークしている佐藤輝について言及し、「４０と言わず、４５くらいはいく能力は持っているからね。今年はちょっとコツをつかんだのかなという印象ですね。森下も成長して、２人は本当、３年後が楽しみですね」とエール。「大山がしっかりし出したら、もう盤石じゃないの」と強力クリーンアップに期待していた。