相性抜群マツダで大竹が7回1/3を無失点 2勝目の権利 2番手・湯浅も好投0封

 先発し、投げ込む大竹(撮影・田中太一)
 5回、先制の本塁を駆け抜けたヘルナンデスを、笑顔で出迎える藤川監督(撮影・市尻達拡)
 5回、先制打を放ち、塁上でガッツポーズを決める木浪(撮影・田中太一)
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 「広島-阪神」(31日、マツダスタジアム)

 得意のマツダスタジアムで今季初先発した阪神・大竹耕太郎投手が、7回1/3を4安打無失点と好投した。

 初回は菊池に三塁への内野安打を打たれたが無失点。二回はモンテロから始まる打線をわずか6球で三者凡退に抑えるなど、上々の立ち上がりを見せた。

 最大のピンチは三回。2死から中村奨に右中間への三塁打を許すと、続く菊池に四球を与えて一、三塁。しかしファビアンに初球、外角低めの137キロ直球を投じて一邪飛に仕留めゼロを並べた。

 マツダは試合前まで、通算8試合に先発して7勝0敗、防御率1・02と好相性の球場。広島戦は10勝1敗、防御率1・35。この日も七回まで難なく鯉打線を封じ込んだが、八回に代打・佐々木を右飛に打ち取ると、代打・堂林に左翼線への二塁打を打たれて1死二塁のピンチを招いた。

 ここで交代が告げられて湯浅がマウンドへ上がった。野間の三ゴロの間に二走・羽月をタッチアウトし2死一塁。最後は菊池を三ゴロに仕留めて無失点とした。五回の味方の先制点で、大竹は2勝目の権利を持ってマウンドを降りた。

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