阪神・山田 2軍「TORACO DAY」で粘りの適時打 女性ファンから声援「日々の応援が力になる」
「ウエスタン、阪神3-2中日」(30日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
粘りの打席で見事に結果を示した。阪神・山田脩也内野手(19)が先発・メヒアに食らいつき、右前適時打。反撃の一打でチームをもり立てた。四回。百崎が適時二塁打を放ってなお1死三塁。球場のムードが高まった場面で打席に立った。
1軍での経験豊富な右腕に対して必死に粘り、9球目のカウント2-2で高めに浮いた直球をはじき返した。「低めの変化球を振らないでしっかり対応できた」と我慢の打席が奏功。1点差に迫る値千金の一打に虎党は熱狂した。
遊撃でスタメン出場したこの試合、初回1死一塁で簡単な打球をファンブルする痛恨のミスを犯していた。「(ミスを)変に考えてしまうと逆に空回りしちゃうタイプ。うまく切り替えができた」と笑顔。イニング間に気持ちを整理し、自らのバットでミスから献上した1点を取り返した。
この日は「ファームTORACO DAY」。多くの女性ファンが声援を送った。「日々の応援が力になるので、応えられるように頑張りたいなと思います」。ファンの声援を後押しに存在感を発揮していく。
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