阪神・熊谷 いぶし銀の働き「攻守」で貢献 逆シングル好捕&四球→盗塁 「明日も継続できるように」
「広島2-5阪神」(30日、マツダスタジアム)
途中出場の阪神・熊谷敬宥内野手(29)が攻守でいぶし銀の働きを光らせた。八回から三塁の守備固めで入ると、すぐに見せ場が訪れた。石井が最初の打者に12球粘られた末、三塁線に鋭い打球を飛ばされるも、逆シングルで好捕。最初のアウトをアシストして、「流れがあるので、捕れて良かったと思います」とうなずいた。
九回は先頭で打席を迎えると四球を選び、続く坂本への初球ですかさず二盗。「出ると出ないでは全然違ってくるので、何でもいいから出ようと思ってました。(盗塁は)隙あらば行こうかなと思って」とダメ押しの足掛かりを作った。
「全てたまたまうまくいっただけ。明日も継続できるようにやっていこうと思います」。白星に直結する仕事を果たしても、浮かれ気分は皆無。勝負どころでの出番に備え、準備を怠ることはない。
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