阪神 藤田平氏と鳥谷敬氏がタテジマユニでノック受ける 藤田氏は高寺へ「頑張らなあかんで」
「阪神-広島」(16日、甲子園球場)
阪神OBの藤田平氏(77)と鳥谷敬氏(43)がTigers Legends Day「至高の遊撃手列伝」で試合前にフィールディングセレモニーとファーストピッチセレモニーを行った。
2人はタテジマのユニホームに身を包み、遊撃のポジションへ。鳥谷氏は「エラーだけしないようにしたい」と意気込んでおり、筒井外野守備走塁コーチのノックを藤田氏、鳥谷氏の順番でしっかり捕球した。その後そのままマウンドへ。現役遊撃手の木浪、高寺が捕手役として登場した。藤田氏は高寺へ、鳥谷氏はそれぞれノーバウンド投球を披露した。
藤田氏は「何年ぶりかな。ノックを受けたのは。懐かしいところだね。ホームもファーストも遠かったね。懐かしい景色だった」と話し、今年2月に亡くなった吉田義男さんについて「寂しいな。一緒にやれたら良かったけど」と語った。
捕手を務めた高寺へは「『頑張らなあかんで。これからが勝負だから』と声をかけた。ハードルを越えて、先輩2人からレギュラーを取らないと。若さで頑張ってほしい」とエールを送った。
鳥谷氏は「本当は吉田義男さんもいるはずだったので、ちょっと残念だなって思いはありますけど、なかなかこの上の世代の人たちと一緒に何かをやることはそんな多くないので」と話した。続けて木浪、小幡、高寺へ向け「今は競争が激しいので非常に大変だと思いますけど。その中でもね、現状は3人で回してると思いますけど、1人ぽっと出てくると、またチームとしては底上げになるんじゃないかなと思います」と期待を語った。
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