阪神・門別“壁”越えた7回2失点 納得の無四球「一番よかった」再昇格へ猛アピール

 先発し力投する門別(撮影・滋野航太)
 力投した先発の門別
 先発した門別
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 「ファーム交流戦、オイシックス2-5阪神」(14日、三条パール金属スタジアム)

 再昇格へアピールに成功した。ファーム降格後初登板となった先発の阪神・門別は、7回2失点(自責1)と好投。「1イニングでも長くっていうのが目標だったので、良かったなと思います」と振り返った。

 課題と向き合う登板だった。1軍では5試合に先発し、3度も六回途中で降板。どうしても乗り越えたい壁を越えるためのテストと位置づけた。長い回を投げるため、序盤から直球を軸に内角のストライクゾーンへどんどん投げ込んだ。二回に先制点は与えたが、その後はテンポを上げた。

 最後まで攻めの姿勢は崩さず、7イニングでわずか87球の省エネ投球。「結果、四球ゼロで終わったのが一番よかった」と納得の表情。平田2軍監督も「門別らしい、落ち着いて投げてたよ。悪くないよね」とたたえた。

 7日の巨人戦(東京ド)は3回2/3を6失点と炎上し、2敗目を喫して降格。「そこ(1軍の先発ローテ)に入るために、今日もアピールしようと思っていた」と気合が入っていた。課題をつぶし、自信を持って1軍の舞台に返り咲く。

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