１３日・ＤｅＮＡ戦に先発する阪神・才木浩人投手（２６）が１２日、甲子園で最終調整し、ハードオフ新潟での登板を心待ちにした。「新潟は初めて。（球場は）結構広いと聞いているんで、投げながらフィーリングを合わせていければいい。（桐敷は）すごくいい球場と言っていたんで楽しみですね」。同球場でプレー経験のある桐敷から情報を入手しており、問題ないことを強調した。

　不慣れな地方のマウンドも「初回に慣らすとか、あんまり細かいことは気にしない」とケロリ。松山の坊っちゃんスタジアムで開催された４月１５日・ヤクルト戦では７回無失点で今季初勝利を手にしている。今季３度目となるＤｅＮＡとの対戦へ「一人ずつ切っていけるように思い切っていけたらいい」と気合十分だ。

　チームとしては２３年以来となる球団最長タイの３試合連続完封勝利も懸かる一戦。「自分は自分のスタイルで相手を押していけるようなピッチングができたらいい」。２試合連続完封中の同学年・村上から刺激を受けつつ、才木らしい投球で４勝目をつかむ。