難病克服、完全復活の阪神・湯浅 ６戦連続無失点で甲子園のお立ち台に 「たくさん投げて恩返しをしたい」
「阪神１－０中日」（１１日、甲子園球場）
阪神の湯浅が好救援。黄色靱帯骨化症の手術から１軍復帰後、６試合連続無失点となった。
１点リードの六回、先発・伊原が２死一、三塁のピンチを招いて降板。湯浅が２番手でマウンドに上がった。四球を与えて２死満塁とピンチを広げたが、続く高橋周を一ゴロに仕留め、火消しに成功した。
甲子園のお立ち台に上がった湯浅は「お久しぶりでーす。ただいまです」と明るく挨拶。心境について「アツアツでーす」と笑った。
チームを救う好投に、「伊原がいいピッチングをしていた。強い気持ちでマウンドに上がりました。何とか抑えて戻ろうと思いました」と充実の表情。難病を克服し、完全復活を遂げ「どんな時でも応援してくださったファンの方、手術の時からたくさんの方に支えていただいた。たくさん投げて恩返ししたい」と力を込めた。
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