阪神・西勇 今季初先発で五回途中３失点でＫＯ
「阪神－中日」（１２日、甲子園球場）
今季初先発の西勇が初回から再三のピンチを背負って、五回途中でＫＯされた。４回２／３で７安打３失点。プロ１７年目の初星をつかむことはできなかった。
立ち上がりに先制点を献上。初回先頭の岡林に右翼線への二塁打を許す。１死三塁から上林に前進守備の二塁・中野の頭上を越える中適時打を浴びて、いきなり１点を失った。
二回も先頭の村松に右翼線への二塁打を許した。２死までこぎ着けた後、岡林の打球をダイビングキャッチした前川の超美技にも助けられて無失点。四回にも先頭・ボスラーの来日初安打、高橋周の右二塁打で無死二、三塁の大ピンチを迎えたが、何とか粘って追加点を与えなかった。
五回にも窮地と直面した。先頭の岡林に四球、板山の左前打に続いて、上林に犠打を決められ１死二、三塁。踏ん張りどころだったが、細川に左適時打を浴び、続くボスラーの二塁ゴロの間に３点目も失って、交代が告げられた。
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