阪神・ビーズリー 出遅れも万全「しっかり調整して」5回0封締め 京セラのマウンドもしっかり確認
「ウエスタン、オリックス1-1阪神」(26日、京セラドーム大阪)
格の違いを見せつけた。阪神・ビーズリーがウエスタン・オリックス戦に先発し、今年最長の5回を投げ4安打無失点9奪三振と好投。1週間後となる4月2日のDeNA戦に先発が濃厚の右腕は、本番と同じ球場で上々の最終調整となった。
課題もクリアした。「一番のポイントとして、京セラのマウンドに対応することでした。ゲーム序盤は高めに浮いたけど、その後はリリースポイントを調整して、ボールも低くすることができた」。一昨年の日本シリーズ以来となる京セラドームでの登板も、しっかり感覚をつかんだ。
ピンチも力でねじ伏せる。初回、三回と得点圏に走者を背負ったが「0点に抑えることが目標でもあったので、しっかり抑えられたのはよかった」と、いずれも三振で切り抜けた。この日は直球、変化球と全てが決め球になり、見事な奪三振ショーだった。
3月序盤に体調不良があり、一時離脱もあったが「少し出遅れてしまったけど、しっかり調整してここまで状態を上げることができた」ときっちり仕上げてきた助っ人右腕。さらなる飛躍を目指す3年目のシーズンが始まる。
関連ニュース





