阪神 西勇輝が三回途中8失点で降板 若手主体の巨人打線に11安打浴びる 満員の甲子園が大きなタメ息

 「オープン戦、阪神-巨人」(9日、甲子園球場)

 阪神の先発・西勇輝投手が三回途中11安打8失点で降板した。若手主体の巨人打線につかまった。

 初回に自身の牽制悪送球などミスでピンチを広げ、ヘルナンデスに先制の犠飛を許した。さらに大城卓、中山、浅野に3連打を食らって計3点を失った。

 二回は立ち直ったかに見えたが、三回に再び巨人打線につかまる。2死から連打で1点を失うと、四球でピンチを広げて荒巻、門脇、オコエに3連続タイムリーを浴びた。ここで藤川監督がベンチを出て交代を告げた。

 不運な当たりが続いたとは言え、満員の甲子園は大きなタメ息。2回2/3で球数が60球を超えるなど、ベテラン右腕にとってはまさかの結果だ。後を受けた岡留もキャベッジにタイムリーを浴び、計8失点。オープン戦とは言え、序盤で巨人に大きくリードを広げられる展開となった。

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