阪神・小幡 木浪開幕ショートに待った!3安打&美技見せた“伏線”回収の好守「イメージしてました」
「オープン戦、阪神4-5DeNA」(8日、甲子園球場)
遊撃レギュラー獲りへ、走攻守で持ち味を光らせた。阪神・小幡がプレーボール直後の超美技で流れに乗って、3安打に1盗塁。実戦4試合ぶりのスタメン出場で結果を残したが、「チームのためにというのを一番に考えながら、その場その場に応じたプレーができれば。冷静に物事を見られるように視野を広くいたい」と一段と気を引き締めた。
初回、門別の初球をはじき返した梶原の打球に反応した。二遊間への鋭いゴロに飛びついて、一塁へ素早く送球。門別がグラブをたたいて称賛する好守だった。「一発目でああいうプレーができたのは大きいですし、門別自体も気持ち良くいけたと思う」。“伏線”はあった。2月24日の練習試合・DeNA戦(宜野座)、梶原の初球打ちで中前に抜けそうな打球を捕球するも送球ミス。「キャンプ(中の試合)であの打球でやられてたのでイメージしてました」と反省を生かした。
守備でリズムを作ると、三回先頭の右翼線二塁打で先制をお膳立て。六回1死は遊撃内野安打を放ち、2死から二盗を決めた。八回2死も遊撃内野安打を放って、3安打固め打ちとなった。
ただ、八回には無死一塁で蝦名のゴロに前進するが後逸。失点につながる失策を犯した。「練習するだけだと思います」。木浪がリードしている定位置争い。失敗に目を背けることなく向き合う小幡は、開幕までにまだまだ成長の余地を残す。
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