阪神・中川 三塁守備に挑戦 コーチにグラブ借りて人生初ポジションみっちり2時間半「可能性広げたい」

 阪神の中川勇斗捕手(21)が6日、日鉄鋼板SGLスタジアムで行われた全体練習で三塁守備に初挑戦した。軽快な動きで適応力を見せた。投内連係では打球に猛チャージ。シートノックでも強肩を生かし、送球を安定させた。特守も合わせて約2時間半の実りある練習となった。

 「可能性を広げたい。試合に出られればどこでもいい。それ(打撃)しかないので」。グラブはコーチから借りて、人生初のポジションにも果敢に立ち向かった。平田2軍監督は捕手が主戦場としつつ「彼の打力を生かすため」と説明。今後も継続して取り組んでいく。

 5日の教育リーグ・オリックス戦(SGL)では七回の守備から左翼で出場した。「出られるに越したことはない。その中で結果を出してアピールする。なんでもいけるように頑張ります」。4年目の若虎は自慢の打棒を武器に、複数ポジションに挑み続ける。

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