阪神・ドラ2今朝丸 強心臓ぶり発揮0封デビュー 最速143キロ、平田2軍監督が大絶賛「コントロールいいわ」

 8回1イニングを無失点に抑えた7番手の今朝丸(撮影・西田忠信)
 8回を無失点に抑えベンチに戻る今朝丸(撮影・西田忠信)
 8回を無失点に抑えた7番手の今朝丸(撮影・西田忠信)
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 「教育リーグ、阪神2-6オリックス」(5日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 阪神のドラフト2位・今朝丸(報徳学園)がプロ初実戦のマウンドで、高卒ルーキーらしからぬ強心臓ぶりを発揮した。八回に登板し2死満塁のピンチを背負いながらも、得点を与えず。当初予定していた6日のシート打撃を“前倒し”しての登板となったが、最速143キロの1回無安打無失点でデビュー戦を飾った。

 登板直後は力みもあってか先頭に四球を与えると、続く打者の犠打処理を悪送球。2死までこぎつけた後には、死球で満塁。自らのミスが続いても、ここで動じないのが18歳右腕の強みだ。踏ん張りどころで宜保との対峙(たいじ)。ファウルで粘られ、長坂のサインに首を振る場面もあったが、最後は直球で遊ゴロに仕留めた。小走りでベンチに向かいながら虎党からの拍手喝采を浴びると、帽子のツバに軽く手を当てて歓声に応じた。

 新人の堂々たる立ち居振る舞いに、平田2軍監督は開口一番、「今日は今朝丸やろ!!」とヒーローに指名。「スピードもあるし、球のキレもいいもん。投げっぷりもいいしな。コントロールいいわ」。絶賛に値するインパクトを残した、今朝丸の17球だった。

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