「オープン戦、阪神（降雨中止）中日」（４日、甲子園球場）

　阪神・藤川球児監督（４４）が４日、支配下枠をかけたバトルのゴングを打ち鳴らした。中日とのオープン戦は悪天候で中止となったが、育成ドラフト１位・工藤泰成投手（２３、四国ＩＬｐ徳島）、同３位・早川太貴投手（２５、くふうハヤテ）が１軍に合流。現状、支配下選手は６６人で、４枠空いている。指揮官は開幕までに育成から１人引き上げる考えを持っており、オープン戦で起用すると明言した。藤川監督の一問一答は以下の通り。

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　－雨は仕方ない。

　「感じなきゃ。人生を感じて。これが春の訪れなのでね。選手たちも練習日が続いているので。少しゆっくりと」

　－甲子園初戦のセレモニーが３日に発表。レジェンドＯＢが集まり、渡瀬マキさんが歌う。

　「非常に楽しみにしてます。９０周年でたくさんの素晴らしいプレーヤーの方たちと、それから自分を応援してもらえる歌を聴けるというのもあるし。４月８日ですかね？３月２８日から開幕してますから、そこまでいい形で持っていきたいと思いますね。いい一日を迎えたいと思いますけどね」

　－星勘定をしながら。

　「戦う前から負けることを考える人はいないですから。十分に選手たちの力量は足りてると思いますけどね。勝てないとは思わないですけど」

　－藤川監督がイメージすることは。

　「うちの場合は、それなりに強い選手たちがいるんじゃないかなと思ってますから。あとはゲームが拮抗（きっこう）したところで、どういうふうな展開を迎えて、どう振る舞うかですから。対戦相手に劣るところはないんでね、あとはゲームの中じゃないですかね、それが結果、星になると思うんで」

　－監督になってから天気予報はよく見るか。

　「もともと山菜を取りに行ったりとか、釣りに行ったり、スノーボードに行ったりするんで、その時の方が見ていましたけど。雪が降るんでうれしいなと思うのが、こっちだったら雨なので世界観が変わるもんだなと思いながら」