阪神・育成ドラ1工藤 制球力に手応え 3試合で四死球0「ゾーンで勝負できた」アマ時代から格段の成長

 「阪神2軍春季キャンプ」(25日、具志川)

 阪神の育成ドラフト1位・工藤泰成投手(23)=四国ILp徳島=が制球力の成長を実感した。今キャンプでは練習試合3試合に登板。計3回を投げ、無四球無失点に抑え、鮮烈な印象を残した。

 初登板となった16日の練習試合・広島戦では11点差の八回から登板し、無失点デビュー。直球は最速158キロを記録した。続く20日の2軍練習試合・日本ハム戦と24日の練習試合・DeNA戦でも無失点と1軍選手がひしめく舞台でも自慢の直球を生かし、躍動した。

 「四死球が3試合で0というのは成長したところ。大学でも独立(リーグ)でも与四死球率が5%以上あったので感覚も良くなっている。(ストライク)ゾーンで勝負できたのは成長したところ」と充実の投球内容に手応えをにじませた。

 指揮官は青柳の渡米によって空いた支配下枠を育成選手の昇格に使うと明言しており、新入団の右腕にもチャンスはある。「開幕までアピールして支配下登録にもなって、オープン戦で登板する目標を果たしたい」。自慢の直球で支配下をつかむ。

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