阪神・及川&富田 20日・2軍戦登板へ し烈な左腕ローテ争い 登板機会の確保にファームの試合を有効活用

 投内連係でボールをトスする及川
 ブルペンで投球練習する富田
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 「阪神春季キャンプ」(17日、宜野座)

 阪神の及川雅貴投手(23)が、20日に行われる2軍の練習試合・日本ハム戦(名護)で先発登板することが17日、分かった。3イニングを投げる予定。その他にも宜野座組から富田蓮投手(23)も登板する予定だ。

 し烈な左腕の開幕ローテ争いとなっている。今季初の対外試合となった、15日の練習試合・楽天戦(宜野座)で及川、富田は共に2回無失点と好投。ただ、門別がその試合では先発を務め、2回無失点。インパクトを残していた。

 また16日の練習試合・広島戦(宜野座)では伊藤将が先発し2回2失点だった。安藤投手コーチも「左が多いんでね。その辺はいい競争をしてくれている」と話す。

 今後、先発投手候補の選手たちがイニング数を伸ばすため、登板機会の確保にファームの試合を有効活用する。平田2軍監督も、藤川監督とコミュニケーションを取る中で「こっち(具志川組)から呼ばれることもあれば、あっち(宜野座組)から来ることもありますってこと」と実戦の中で、選手の動きが流動的になると明かしていた。

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