阪神 岡田体制ではしなかった中間守備を練習 一、三塁を想定 新たなシフト導入にも中野「全然問題ない」

 「阪神春季キャンプ」(17日、宜野座)

 午前中に行われた守備練習では、中間ポジションでの打球判断を確認した。一、三塁を想定。本塁送球か併殺を狙うか、有事に備えた準備として取り入れた。阪神・田中内野守備走塁コーチは「判断力を上げる練習ということも含めてやっている」と説明。鉄壁の守備陣を形成するため妥協はない。

 過去2年は基本的にベンチの判断で、前進か1点OKの守備隊形かが決まった。中間守備ではより個々の判断が求められるが、同コーチは「判断力が上がっているというのもある」と意図を解説。選手の成長に合わせ高度な作戦も可能になる。

 新たなシフト導入にも中野は「全然、問題ない」と頼もしい。「この打球ではいける、いけないの判断を個人、個人が理解してできれば」。中間守備での打球判断の前には、内外野の中継プレーも入念に確認した。広い甲子園での勝敗を左右する守備力。綿密に準備を進める。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス