阪神 藤川球児監督に異例のシーン 途中降板のベタンセスに自らマウンドへ行って握手&声かけ 宜野座のスタンドから拍手
「練習試合、阪神-広島」(16日、バイトするならエントリー宜野座スタジアム)
阪神の藤川球児監督に異例のシーンがあった。
五回から登板した育成助っ人のベタンセスは制球が定まらず、押し出しを含む1イニング4四球。さらに甘くなったところを広島のバッターに狙われて5点を失った。
球数も多くなってきたところでベンチは投手交代を決断。すると藤川監督自ら球審のボールをもらってマウンドへ向かった。そしてベタンセスと握手をかわして一声かけ、肩をたたいた。
この光景に宜野座のスタンドからは拍手が起こった。岡田監督が指揮をとった直近2年では同様のシーンがなく、キャンプの練習試合で指揮官自らマウンドへ行って交代を告げるのは極めて異例のシーンだった。後を受けた石黒がタイムリーを浴びたため、最終的にベタンセスは1/3回を3安打4四球、7失点だった。
1月の監督会議ではイニング途中の投手交代について、試合時間短縮をはかるため投手コーチではなく監督がマウンドに行くよう義務化されていることが確認されていた。
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