阪神・ヘルナンデス 4番スタメンで2四球「日本人投手の球の質、どう投げてくるかを知れた」

 5回、四球を選ぶヘルナンデス(撮影・金田祐二)
 5回、3ランを放った前川を迎えるヘルナンデス、佐藤輝(撮影・金田祐二)
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 「練習試合、阪神6-0楽天」(15日、バイトするならエントリー宜野座スタジアム)

 「4番・一塁」でスタメン出場した阪神のラモン・ヘルナンデス内野手(28)=メキシカンリーグ・モンクローバ=は3打席に立ち、2四球を選んだ。選球眼の良さを示した新助っ人は「日本人投手の球の質や、どう投げてくるかを知れたのが大きかった」と充実感に浸った。

 藤川監督も打席内容に高評価を与えた。「出塁率とかOPSで言うと、安打と四球は一緒ですから。安打が答えで四球が答えじゃないというわけではない」と、じっくりとボールの見極めた姿をたたえた。

 三回無死二塁で迎えた第2打席はしっかりと捉えて大飛球を打ち上げたが、フェンスには届かず中飛に。宜野座に駆けつけた虎党からはどよめきが起こった。「感触は良かった。今の時期にしっかりコンタクトできた。結果は別にしていい感触だった」と確かな手応えを口にした。

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