阪神・ドラ1伊原 落ち着き払ったルーキーはこだわりの強さも グラウンド内外での貴重な喜怒哀楽に注目を
阪神のドラフト1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=がデイリースポーツのインタビューに応じ、「開幕1軍」と「1年間完走」を2大目標に掲げた。即戦力として期待される左腕はレベルの高い投手陣から刺激を受けながら、プロ初キャンプで充実の日々を送る。24日の練習試合・DeNA戦(宜野座)での実戦初登板が濃厚となり、デビューへ向けて着々と歩みを進めている。デイリースポーツ担当記者がその人柄を明かす。
◇ ◇
伊原は全ての質問に間髪入れず淡々と話し続ける。社会人出身とはいえ、落ち着き払っている様子が印象的な選手だ。私生活からそんな感じなのか、本人に尋ねると「もちろん喜怒哀楽はありますけど、今はまだ出てないのかな」と答えた。
どこか楽しそうな様子を引き出したい。そう考えている内にインタビューは終了。ただ、写真撮影の時に、その瞬間が少し垣間見えた。ポーズを求められると「これでいいんですか?こんな握りしませんよ」と笑った。
その他にも「こっちの方が良くないですか」とされるがままでなく、自分で表情を決めるこだわりの強さも。確認すると「いいじゃないですか」と自画自賛していた。
みなさん、グラウンド内外、伊原の貴重な喜怒哀楽を見逃してはいけません。(デイリースポーツ・滋野航太)
関連ニュース





