阪神が甲子園チケットFC抽選販売を追加実施と発表 11日の先行発売が大混乱「購入が困難な状態になったことを踏まえ」と説明
阪神は13日、ファンクラブ会員限定で公式戦チケットの抽選販売を追加で実施することを発表した。対象は4月8日~9月20日に阪神甲子園球場で開催されるレギュラーシーズン全62試合。一、三塁アルプス指定席、ライト外野指定席、レフト外野指定席の販売で、1人1試合、1席種1回(最大4枚まで)のみの申し込みとなる。
阪神は11日正午からファンクラブ全会員を対象に、甲子園と京セラドーム大阪で主催する公式戦チケットの先行発売を実施。販売サイトの「甲チケ」では、今年から指定された時間内にアクセスすれば抽選でサイトにつながる「仮想待合室」を導入したが、アクセスが殺到したため、一時は16万人以上が待機する事態となっていた。
さらに本来は『2試合以上のチケットを購入希望のお客さまは、再度、仮想待合室に並び直しいただきます』と一度の接続で1会員1試合分しか購入できないとされていたが、一部で再度待合室に並び直しをせずに複数試合を購入できる事象が発生。12日午前0時から午前7時まで「仮想待合室サービス」を一時停止し、緊急メンテナンスを実施するアクシデントも起こっていた。
12日正午前にはFC先行販売の予定枚数が終了し、延々と待たされた挙げ句、チケットを購入できない会員が続出。「FCに入った意味がない」などの不満の声がSNS上にあふれていた。
球団公式サイトには【チケットの営利目的での転売は禁止です】の文言とともに、『2/11(火・祝)よりFC全会員先行発売を実施いたしましたが早期に販売予定枚数に到達し、販売終了のご案内をさせていただきました。また「仮想待合室」においては、想定を大きく上回るアクセス集中や、当初のご案内と異なる動作環境等により、ファンクラブ会員の皆様にご不便、ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。
会員様にとってチケット購入が困難な状態になったことを踏まえまして、ローソンチケットにおける追加の抽選発売(阪神甲子園球場開催試合のみ)を実施させていただきます。下記のページをご参照の上、抽選発売のご検討を何卒よろしくお願い申し上げます』と掲載されている。
追加抽選販売のエントリーはローチケで2月17日(月)正午~19日(水)午前6時。抽選結果の発表は23日(日・祝)午後3時~となっている。
なお、一般発売は25日正午からインターネットで、27日午前10時から店舗で販売が開始される。
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