阪神・村上 股関節立たせて!藤川監督から身ぶり手ぶりで直接指導 ブルペンで66球
「阪神春季キャンプ」(11日、宜野座)
阪神・村上頌樹投手(26)が第3クール初日にブルペン入り。変化球を交え66球を投じ、藤川監督から直接指導も受けた。
「股関節の使い方ですね。寝ている部分があるので、そこをしっかり立たせてという感じ。悪い動きになっていたので、いい動きにという形です」
投球練習をじっと見つめていた指揮官が動いた。村上に対し、身ぶり手ぶりでアドバイス。具体的な指導内容について「調整の段階なので」と明言は避けたが、股関節の動きを中心としたフォームについて助言を送っていた。
アドバイスを受けた村上は「意識してやったらベース板で(球が)強くいってるなって感じがした。モノにしてやっていければ」と好感触をつかんでいた。「言われたことに慣れていければ大丈夫です」。今後の練習でも股関節の使い方を強く意識していく。
シーズンを意識した課題にも取り組んでいる。第3クールにさしかかり、疲労も蓄積してくるが「その中でどういうふうに投げられるかが大事。そこは集中して、疲れがある中でもバランス良く投げられたら」と練習に励んでいる。
この日も力強い直球がミットを鳴らした。「そんなに力んでいる印象はない。勝手に力が伝わってる形で、腕が走ってるように見えると思う」。力感なく納得のいくボールが投げられている。調整は順調に進んでいる。
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