阪神・山田“理想”の初安打 投手に打ち返す意識で中前へ 宜野座組最年少が遊撃争いでアピール
「阪神紅白戦、白組1-5紅組」(8日、バイトするならエントリー宜野座スタジアム)
阪神・山田脩也内野手(19)が、紅白戦で実戦初ヒットを放った。六回1死で富田から中前へはじき返した。「ピッチャーに素直に打ち返す意識の中でいい打球が出た。あれが理想とするヒット」とうなずいた。
試合の中で修正をかけていた。四回1死一塁から代打で登場。石黒の低めの変化球を捉えて鋭い三直を放ったが、「力が入って、引っ張りにいく悪い癖が出た」と納得のいく内容ではなかったという。「何が悪かったか、体が覚えてるうちに頭で整理するようにしています」と仙台育英時代から培ってきた修正力で結果につなげた。
宜野座キャンプは初参加の高卒2年目。遊撃争いの中に割って入りたい19歳にとって、実戦は最高のアピールチャンス。「結果にこだわるのは紅白戦が始まる前から言ってたことなので、まずヒットが1本出てよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
「今日よかったこと、悪かったことをしっかり反省して、明日に生かしていけたらいいなと思います」。宜野座組で最年少の若虎は日々成長を続けている。
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