阪神・藤川監督「選手たちが誇りであるし、財産なんでね。本当に尊い」「取り組む姿勢とかは特に見ていきたい」【一問一答】

 セレモニーで花束を受け取る藤川監督(左)=撮影・北村雅宏
 ミーティングの席につく藤川監督(代表撮影)
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 阪神・藤川球児監督(44)が31日、那覇空港着の航空機で沖縄入りし、チーム宿舎で行われたキャンプ前日ミーティングで「選手が最もリスペクトされるべき」と力説した。オフ期間の選手の仕上がりにも満足感を漂わせ、自身のキャンプでのテーマを「チームを一つにまとめていく作業」と設定した。2年ぶりリーグ優勝、日本一へ、新生・藤川阪神が心を一つにして動き出す。藤川監督の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -スイッチが入るような気持ちの変化は。

 「みんな、スイッチが入っていると思うので、ある意味で言うと、コントロールをしなければな、というところですね」

 -春季キャンプもケガをしないことが大事。

 「各ポジションのコーチ、トレーナー、スタッフのみなさんがコントロールをしてくれると思うので。選手たちは思い切って、自分に勝負をかける選手もいるであろうし、シーズンを見据えて淡々とキャンプを送る選手もいると思うので。それはおのおのに任せるので。こちらがどういうふうにチームにまとめていくか、というところで、心配はしていないですけどね」

 -チーム全員でミーティング。

 「狙いは特にないんですけどね。就任してからみんなでバシッと顔を合わせる機会が、納めの会とかしかないんでね。ただただ、近いんだから、いいじゃんみたいな」

 -リスペクトは選手に誇りを持てということか。

 「持ってると思います。こちら側がもっと思わなければいけない。選手たちが誇りであるし、財産なんでね、人材というのは本当に尊いものなんで。競争はするんだけども、そこに優劣出てしまう競技だけども、プレーヤー一人一人に関しては優劣はないんでね、取り組む姿勢とかは特に見ていきたいですね」

 -選手を大切にしてるというメッセージか。

 「僕だけではなくて、球団のスタッフの方もそうだし、先輩方もそうだし、今の選手の努力の姿勢とかは、自分たちと比べてどうなのかと見たら、今の選手の方がしっかりやってるから」

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