阪神・藤川監督 「SNSがファンの拡大につながるのは間違いないんで」「新庄さんはハイタッチしようねと」【一問一答】
阪神・藤川球児監督(44)が20日、都内のホテルで開かれた12球団監督会議に初出席し、NPBのブランド力を高めるための提言を行った。MLBロゴが入ったキャップや服装の着用を公の場では控えるべきと意見。ロッテ・吉井監督、巨人・阿部監督から賛同を得るなど、新監督らしからぬ存在感を見せた。また、CSアドバンテージの話題に「強いチームが勝つ」と闘争心を燃やした。藤川監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
(TVインタビュー)
-初めて12球団監督会議に参加した。どんな話し合いが行われたか。
「ルールの確認と、昨年までで少し疑問が残るプレーとか。球界発展についての話でしたね」
-球団を代表して提案したことは。
「阪神タイガースはすごく歴史が長い球団ではあるんですけど、これからの次世代の子供たちに向けて、もちろん先輩方を敬った上で、次へ進んでいかないといけない戦略ですね。メディア、SNSの使い方のことも考えて子供たちにつなげていかなければ。そこを言いましたね」
-ルール面での話し合いで印象に残ったのは。
「MLBのルールにのっとった上で、NPBで議論を重ねて、日本でどのルールを適用して、どのルールを議論の余地があるということで置いておくのかという。そういうところの報告と、理解を深める会ですね」
(囲み)
-球団は野球振興に力を入れている。SNSの運用は大事。
「選手もSNSをやっていて。危険な側面もあるんですけど、一方で若年層とか子供たちは今はテレビをずっと回しているというのはほとんどないので。選手たちも球団もSNSをやることでファンの拡大につながるのは間違いないんですね」
-もっと選手から発信を。
「それは自由ですけど、受け取る側のことを考えて次世代にという。今、世界中でSNSがのぞけますから。どれがピックアップされるかというところですから」
-グラウンド外で他球団の選手と横でつながることも大切になるか。
「先輩方の時代とは少し違うところも出てきていますから、今の監督であるわれわれが受け止めて、ご理解いただいていくというのは必要かもしれない」
-日本ハム・新庄監督とはファンサービスの話も。
「新庄さんはハイタッチしようねとおっしゃってました。底辺にあるのは危機感だと思いますね。われわれの世代に託されているところに関しては」
-セ・リーグの監督と会って気持ちにスイッチが入るのはこれからか。
「感じる部分はありましたよ(笑)。勝負師ですからみんな」
-新井監督もか。
「どうでしょうかね?感じることはあるかもしれないし。楽しみです」
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