阪神・ドラ3木下 自身初ブルペンで最速146キロ 「早く知りたい」同学年森下との対戦熱望

 阪神のドラフト3位・木下里都投手(23)=KMGホールディングス=が18日、鳴尾浜球場で行われている新人合同自主トレで自身初のブルペン入り。投球を見つめた久保田2軍投手チーフコーチは「力強いボールを投げていた。順調にきている」と高く評価した。

 乾いたミットの捕球音が響いた。同4位・町田(BC埼玉)との“初バッテリー”。「最初は6割くらいだったけど、町田がいい感じで捕ってくれたので気持ちも入った」と自然に出力が上がった。

 捕手を立たせて投じた20球。最速は146キロを計測した。「ちょっと出過ぎちゃってる」と笑みを見せたが、「いい感じで投げられた」と納得の内容だった。今後はキャンプインまでに捕手を座らせての投球練習を行い、沖縄に向かう考えだ。

 順調に進めば2月8、9日に行われる紅白戦で登板機会を得る可能性もある。「(プロが)こういうレベルなんだって早く知りたい」と同学年森下との対戦を熱望。「アピールしていけるところはしっかりしていきたい」と目をぎらつかせた。

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