阪神・青柳 5・31以来の1軍マウンド「さすがに緊張しました」初回満塁ピンチも無失点 6回2失点と粘投
「阪神2-5ヤクルト」(22日、京セラドーム大阪)
圧巻投球とはいかなかったが、粘りを見せてゲームを作った。阪神・青柳が5月31日・ロッテ戦(ゾゾ)以来となる先発で、6回2失点(自責1)。「状態的にはあまり良くなかったんで、誠志郎のおかげで何とか先発として頑張れました」とバッテリーを組んだ坂本に感謝を向けた。
3カ月ぶりとなる1軍マウンドに、「ないと思ってたんですけど、さすがに緊張しましたね、最初は」と本音を吐露。初回は先頭安打、死球、四球で2死満塁のピンチを迎えたが、無失点で滑り出した。三回に犠飛で同点に追いつかれると、五回には不運なプレーが続いて、勝ち越し点を奪われた。
岩田の左前打を島田が後逸。2死三塁から村上に適時二塁打を許した。「あそこは気持ちも入れましたし、ギアも上がった感じでしたけど、1点取られてしまい申し訳ない。自分より若い選手は伸び伸びやってほしいと思うので、ゼロで帰れるのがベストだった」。チームメートのミスをフォローできずに悔やんだ。
窮地と再三向き合って、虎党からの「ガンバレ」コールを度々浴びながら94球の粘投。「ボール自体は良かったんですけど、細かいコントロールもそうですし、スライダーが入らなかったのは今日の一番の反省。僕の大事なボールだと思うので、そこの精度も上げてまた臨めたら」。開幕投手としての意地もある。次は必ず復活星をつかむ。
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