【井川慶氏の眼】通算515勝目の阪神・岡田監督 投手陣の整備に見える手腕「JFK」「SHE」 昨年からのつながりでは

 「阪神2-1DeNA」(6日、甲子園球場)

 阪神が連敗を2で止めて、再び貯金1とした。6月以降に勝率5割から借金生活突入を阻止するのは4度目となった。岡田監督は球団では歴代単独トップとなる通算515勝目を挙げた。元阪神エースでデイリースポーツ評論家の井川慶氏は「改めて思うのは投手陣の整備のうまさ」と祝福した。

  ◇  ◇

 岡田監督が阪神監督最多となる通算515勝ということで、おめでとうございます。私が阪神に入団して、2軍の時から見てもらっていましたが、1軍の監督をされてから選手として一緒に戦わせてもらったのは、2004年からの3年間。改めて思うのは投手陣の整備のうまさでしょうか。

 05年の優勝時で言うと、ウィリアムス投手、藤川投手、久保田投手の「JFK」が有名ですが、その勝利の方程式を確立させただけでなく、同時に、劣勢の展開などで投げる形として桟原投手、橋本投手、江草投手の「SHE」もつくった。リリーフ6人が強いという陣容でしたが、これはなかなかできることではないですね。

 昨年からのつながりでは、ビーズリーを先発に転向させた見極めもですし、今年も雨天中止などもあった中で、安定して長いイニングを投げられる才木投手を日曜日から火曜日に持っていくとか。昔もそうでしたが、今も投手の運用に関しては、本当に細かく考えられているのが分かります。

 おそらく岡田監督のことなので、515勝というのは特に意識されていなかったでしょうし、まだまだ続いていく通過点の数字だと思います。

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