阪神 今季初のサヨナラ負け 虎の子1点守り切れず 岩崎が、島本が…初の延長戦敗北で巨人に1ゲーム差に迫られる

 「巨人2-1阪神」(4日、東京ドーム)

 阪神が今季初のサヨナラ負けを喫した。同点の延長十回1死満塁から、島本が吉川にサヨナラの中前打を浴びた。

 先発の西勇は圧巻の投球を繰り広げた。初回こそ2本の安打を許したが、その後は巨人打線を翻弄(ほんろう)。高い制球力にキレのある変化球を交ぜながら、二回から六回まで無安打に抑えるなどゼロ行進を続けた。七回2死一塁では代打・大城卓を中飛に仕留めると渾身(こんしん)のガッツポーズを見せるなど、7回3安打無失点の好投だった。

 だが、八回から登板した岩崎が、1死二塁から丸に同点の右前適時打浴びて今季初失点し、西勇の勝利投手の権利は消えた。九回は桐敷が三者凡退に仕留めた。

 打線は四回。先頭の森下が右翼への二塁打で出塁。その後、2死三塁でノイジーが右前へ適時打を放ち先制した。3日の同戦では、二回2死無走者から吉川の平凡な左飛を落球。ここで門別が続く岡本和に2ランを浴びるなど、相手を勢いに乗らせる失策から一夜明け、汚名返上の一打となった。それでもその後は巨人投手陣を打ち崩せなかった。

 阪神はここまで延長戦で2勝4分けと無類の強さを発揮していたが、今季初黒星となった。7カードぶりの負け越しで、2位・巨人に1ゲーム差に迫られた。

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