阪神・岡田監督 “普段着野球”で巨人3連戦「普通にやるだけ」3連敗中の宿敵にも警戒「分からんで、何が起こるか」

 阪神の岡田彰布監督(66)が2日、広島市内で取材に応じ、3日からの巨人3連戦(東京ド)に向けて「もう普通や、普通通りにやるだけよ」と“普段着野球”を強調した。

 3、4月を終えての貯金6は、18年ぶりのセ・リーグ制覇を成し遂げた昨年の貯金3の2倍。リーグの貯金を独占し、首位を快走する。「そういうの全然気にしてなかったけど、いつの間にかな、増えとったよな」と驚きの表情で振り返った。

 チームは開幕からの約1カ月間は10試合連続2得点以下を記録するなど得点力不足に苦しんだが、一時の打撃不振は脱却した。四球数はリーグトップ、得点数は同2位と、昨年のような“つなぎの野球”が「だいぶできるようになってるよ」と手応えをにじませた。

 3差で追走する巨人との対戦は3巡目となり「だいたいな、戦力も分かった」とうなずいた。独特の緊張感に包まれていた開幕カードでは25イニング連続無得点も味わったが「今の方が落ち着いてな、あの時よりは地に足着くやろ」とチームへの信頼感は増している。

 3連敗中の宿敵は、その間2度の完封負けと打線が振るわないが「分からんで、何が起こるか、はっきり言うて。計算できへん球場やからな。あんまりセーフティーリードってないわな」と警戒は怠らない。伝統の一戦でも「普通の野球」を貫き通し、一気に首位固めに打って出る。

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