阪神ルーキー石黒&津田 10日巨人戦で1軍デビュー 岡田監督「巨人戦の方がええやんか。なあ、晴れ舞台で」

 阪神・石黒(左)、津田 
 キャッチボールで調整する石黒(撮影・田中太一)
 キャッチボールで調整する津田(撮影・田中太一)
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 阪神のドラフト5位・石黒佑弥投手(22)=JR西日本=と同6位・津田淳哉投手(22)=大経大=が10日のオープン戦・巨人戦(甲子園)で1軍デビューすることが5日、明らかになった。岡田監督が「また今度呼ぶよ。巨人戦の方がええやんか。なあ、晴れ舞台で」と明言。期待の新人が伝統の一戦でお披露目となる。

 雨さえ降らなければ、この日がデビュー戦だった。津田は「阪神園芸さんならいけるんちゃうかな」と試合開催を願ったが、5日後にお預けとなった。聖地での登板は人生初となる。「甲子園で投げられるうれしさと、1軍で『よしやってやろう』という2つの気持ちがありました」。気持ちを切らさずに、10日のマウンドでアピールするだけだ。

 石黒は緊張と高揚感を抱きながら、この日を迎えた。「雨で運がなかったと思ってるので、この運を次の登板で使えたら」と切り替え。「3人で抑えることがベストですけど、走者を出してもゼロで帰ってこられるように」と誓った。週末に宿敵との一戦ということもあり、満員が予想される。新人らしい全力投球でファンを喜ばせる。

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