阪神・森下 1軍フル出場の誓い 昨季北海道遠征前に2軍降格…今年は「もっと波減らす」

 トレーニング用のボールを投げ込む森下(撮影・田中太一)
 新千歳空港に到着した森下(撮影・堀内翔)
 ノックを終えて笑顔を見せる森下(撮影・立川洋一郎)
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 プロ入り後、初めて足を踏み入れた北の大地。阪神・森下翔太外野手(23)が1日、今季は1軍完走することを強く誓った。

 「ライトのレギュラーとして143試合フルで出るつもりなので。ファームに落ちるのはもちろんなしとして、もっともっと波が減っていくような選手になりたい」

 昨季は6月9日からの日本ハム戦(エスコン)を前に、結果を残せずシーズン2度目の降格。後半戦でこそ3番に定着したが、前半戦はファームで歯を食いしばった時もあった。2年目の今季は不安定さをなくし、1軍の主力として1年間フル回転する覚悟だ。

 1年間の経験を通して、昨年との違いも感じている。1年目の昨季はレギュラー、スタメンを勝ち取りたい気持ちが強く「結果にこだわった部分はあった」と森下。それでも1軍での経験を通し「どう攻められたり、どう取り組まなければいけないというのを整理して入れている」と考え方も変わった。

 岡田監督は「ポテンヒットでも、結果出るヤツが生き残ると思うよ」とレギュラー争いに言及。ただ、森下は「一本が出れば安心というのもあると思う」と話しながらも「内容にもこだわってやっていきたい」と意気込む。「シーズンに入ったら形は意識せずに挑みたいので。なるべくそこの不安をオープン戦の時点で取れるように」とその理由を明かした。

 札幌での2連戦を終えた後は侍ジャパンに合流し、欧州代表との強化試合に臨む。ただ「ジャパンの試合もシーズンに向けての経験になればいい」と森下。北海道には幼い頃に家族と訪れて以来で札幌ドームも初めて。内容にこだわりながら結果も残して侍へ、そしてシーズンへ弾みをつける。

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