阪神ドラ2・椎葉に岩貞から金言 意外な“変化球のススメ”に「真っすぐと同じくらい練習したい」

 阪神ドラフト2位の椎葉剛投手(21)=四国ILp・徳島=が5日、岩貞から“金言”を授かったと明かした。4日夜には1、2軍の投手全員が参加した「投手会」が開催され、岩貞、伊藤将、鈴木と同じテーブルを囲んだ。岩貞からは「自分を速球派と思わず、変化球投手と思うくらいの方がいい」という趣旨のアドバイスを受けたという。

 最速159キロ右腕への思わぬ“変化球のススメ”だった。椎葉の平均球速150キロは、中継ぎ投手としては特別速いわけでもない。打者の目が慣れたり、自身の不調で直球が通用しなくなった時、武器となる変化球を準備しておくことが必要というわけだ。岩貞の“親心”に「変化球も真っすぐと同じくらい練習したい」と、技巧派としての“引き出し”を増やすことに意欲的だった。

 キャンプ休日のこの日は「道の駅ぎのざ」を訪れ、チョークアートを体験するなどリフレッシュした。6日にはランチ特打に登板予定。目標とする開幕1軍入りへ「持っているものを全て出したい」と生き残りを懸けた日々を送る。

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