阪神・森下“バット多刀流”だ 試合用+短め&重めマスコット持参 打率3割指令に応える「そのつもり。自信がついている」
阪神・森下翔太外野手(23)が28日、先乗り合同自主トレ参加のために沖縄入りして、“バット多刀流”でキャンプに臨む考えを明かした。
試合では昨季より1センチ長い86センチで900グラム前後のバットを使用予定だが、短めのバットと980グラムの重めのマスコットバットも持参。オフに訪れた岐阜県養老町のミズノテクニクス社のバット工房で新調したもので、「重いバットはスイング用。体全体を使って振れるように。短いバットは体の近くで回せるように」と使い分けを説明した。
打撃技術の向上へ、「自分のクセを直すために短いバットは大切だと思う。コンタクト率が上がるかなと。自分の思ったバットの軌道に乗せられるので」と効果を強調。「よりコンタクトできるような打撃っていうのを心がけてやってきたんで。その結果、ホームランになることも増えると思いますし、もっと確率が上がれば出塁率とかも上がってくるんで」と2年目の進化を思い描いた。
岡田監督が27日に出演したテレビ番組で、森下への“打率3割指令”を出したことを受けて、「自分もそのつもりなので」とキッパリ。「今の時点ではかなり自信がついているので。その自信をしっかり自分の実力とマッチできるように」と頼もしい言葉を残した。昨季の打率・237からの大幅アップへ、宜野座でスキルを磨く日々が始まる。
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