阪神・大山 門別のK斬り宣言を歓迎 早くも競争呼びかけ効果「すごくいいこと」

 阪神の大山悠輔内野手(29)が12日、甲子園でトレーニングを行い、11日の門別の発言を大歓迎した。10日の自主トレ公開でもチーム内の競争活性化を要求。すぐに若虎がアピール宣言したことを喜んだ。

 門別は11日に2月の春季キャンプの紅白戦で、大山や佐藤輝を「空振りで抑えたい」と気合十分に宣戦布告。「そうなんですか」と大山は初耳だったようだが、少し頬が緩んだ。さらに強くなるためにも競争の重要性を理解している。だからこそ、2年目左腕の発言を受けて自然と言葉数が増えた。

 「そうやって思われるというのは、すごくいいこと。そういう気持ちがチーム内で強くなっていくことで、去年も良かったチームの雰囲気が1ランク、2ランク、それ以上になると思います」

 昨季はリーグ優勝と日本一を成し遂げたが、現状維持ではいけない。「今、本当に若いチームだと思う。競争、競争でもっといいチームになる」。若手が頭角を現すことで戦力の底上げになる。その結果が、球団史上初の連覇へとつながるはずだ。

 自身は今年12月で30歳になる。10歳下の後輩からの言葉に改めて気づかされた。「僕らもそういった(競争の)気持ちを忘れちゃいけないですし、いいチームになれるようにもっとやっていきたい」。常勝軍団へとなるためにも常に前進する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス