阪神・木浪 調子の波なくす!「今年終わって考え方が変わった」打率よりも出塁率上げる
阪神・木浪聖也内野手(29)が16日(日本時間17日)、優勝旅行先のハワイで取材に応じ、出塁率のアップを来季の目標に掲げた。
「(打率)3割は誰もが目標にすると思う。今年終わって考え方が変わったので。自分は出塁率の方が。出塁率4割?あんまり、書かれると…(笑)」
今季は長打を求めるのではなく、確実性を重視。『恐怖の8番』として、打率・267、出塁率・320をマークした。4月と5月、8月は打率3割以上を記録した一方、7月、9月は打率1割台に沈んでしまった。
「今年は打ててる時期と打ててない時期がハッキリした部分があった。技術的な問題だと思うので、もっと突き詰めていけたらなと思ってます」。ワイキキビーチで子供と戯れる中、調子の波もなくすと決意。「毎日、波に当たって、(調子を)水平に戻していきたいですね」とジョーク交じりに笑った。
V旅行ではパパの顔に戻り、家族サービスに専念。ポキ丼も食べた。「家族で海外は初めてなので、優勝、日本一の旅行というのもいい思い出になりますね」。ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞を受賞しても、向上心は旺盛だ。「相手に嫌がられるバッターにもっとなれると思う」。打率3割、出塁率4割へ、一家の大黒柱は進化を止めない。
関連ニュース





