阪神坂本は4200万円増の7000万円でサイン 「しっかり評価していただいた」

 契約更改を終えて会見に臨む坂本(撮影・立川洋一郎)
 契約更改を終えて会見の席へと向かう坂本(撮影・立川洋一郎)
 契約を更改し取材に応じる坂本(撮影・立川洋一郎)
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 阪神の坂本誠志郎捕手(30)が10日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4200万円増の7000万円で更改した(金額は推定)。

 金額については「しっかり評価していただいたので大丈夫です」とうなずき、昇給分の使い道については「家族にしっかり恩返ししたい」と優しくほほえんだ。

 8年目の今季は自己最多となる84試合に出場し、ゴールデン・グラブ賞を初受賞した。8月に梅野が死球による骨折で離脱してからは正捕手として投手陣をリードし、18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一に大きく貢献した。

 チームは頂点に立ったが「周りの声に甘えると崩れるのは一瞬」と危機感を示し、球団に対しても「常に成長しながら強くなっていかないといけないという話をした」と明かした。球団初の連覇が懸かる来季へ「何年連続(優勝)の方が格好いいと思うので、まずは2年連続目指してやりたい。何連続でもいいと思っているので、勝つという喜びを味わいたい」と意欲を示した。

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