阪神・中野 2年連続フルイニング出場挑む 二塁で達成なら史上初「ずっと出続けたい」
阪神・中野拓夢内野手(27)が24日、来季はNPB史上初となる、二塁での2年連続フルイニング出場を目指すことを誓った。
「フルイニングで出たからこそ挑戦できる記録。ずっと試合に出続けたいです」
今季はチーム唯一となる全143試合にフルイニング出場。球団の二塁手としては1990年・岡田彰布以来、33年ぶりとなる快挙を成し遂げた。世界一となったWBCから始動し、日本一まで駆け抜けた1年。それでも、「痛いところもないですし、自分としては体にダメージは来ていないと思っている」とオフを迎えても異常は見当たらないという。
最多安打も獲得し、二塁手部門でゴールデングラブ賞も受賞。十分な結果もついてきたが、まだ“伸び代”がある。「あまり万全というのは自分的にはなかった」と100%で臨めた試合はごくわずか。ただ、フルイニング出場したからこそ、来季はさらに効率のいいペース配分も可能となる。「今年の経験を生かしてもっといい結果を残したい」とさらなる飛躍を誓った。
この日は岡田監督らとサンテレビの収録に参加し「楽しみながらできた」とゴルフでリフレッシュ。今は休養に全力を注ぎ、偉業達成への英気を養う。
◆2年連続二塁でのフルイニング出場ならNPB初 シーズン連続で二塁でのフルイニング出場達成となればNPB初。また、阪神二塁手のフルイニング出場は鎌田実(1962年)、岡田彰布(90年)に続いて今季の中野が3人目。同ポジションでの複数シーズンも球団初となる。
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