阪神ドラ1・下村「最後は意地で勝ちたい。調子とか体調とかは関係なしに」青学大が4冠に王手 20日に決勝戦

 「明治神宮大会・大学の部・準決勝、富士大3-4青学大」(19日、神宮球場)

 青学大が接戦を制して決勝進出を決めて大学4冠に王手をかけ、阪神からドラフト1位指名を受けた下村海翔投手(21)が率直な思いを明かした。

 「1~4年生までこの1年間、4年生に関しては4年間、切磋琢磨(せっさたくま)してやってきて、あと1勝で自分たちが目標にしてきた大学4冠というところまできている。もちろんみんな疲労はあると思いますし、コンディションとかいろいろとあると思うんですけど、最後はチーム一つになって戦えたらなと思います」。

 前日の初戦に先発し6回2/3を5安打2失点(自責1)で100球の熱投。この日は広島からドラフト1位指名を受けた常広が先発し、「常広の後ろを投げられる投手は限られていると思うので、ベンチに入っている以上は絶対に投げる可能性があると思っていたので、準備はしていました」と、下村も試合途中からブルペン投球を行っていたが、登板機会はなかった。142球の完投を見せた常広には「意地とかそういうところはさすがだな」とたたえた。

 20日の決勝戦では先発する可能性もあるが「いつも通りにやるというところを心がけてやっていきたい」と平常心を意識。「もう最後、勝つだけなので、調子とか体調とかは関係なしに気持ちで何とかつないでつないでというところで、最後は意地で勝ちたいと思います」と大学最後の大会を有終の美で飾ることを誓った。

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