阪神・坂本 初GG賞「びっくり」最高の30歳バースデー 日本一けん引キャリアハイ84試合出場
「第52回三井ゴールデン・グラブ賞」が10日、発表され、阪神からは捕手部門で坂本誠志郎捕手(30)、一塁手部門で大山悠輔内野手(28)、二塁手部門で中野拓夢内野手(27)、遊撃手部門で木浪聖也内野手(29)、外野手部門で近本光司外野手(29)が選出された。近本以外は全員が初受賞。球団史上最多の5人が選出される快挙となり、坂本は「びっくりというか、そうなんやと」と自身の受賞を喜んだ。
30歳を迎えた坂本にとって、最高のバースデープレゼントとなった。プロ8年目で初めて手にした勲章。驚きつつ、喜びをかみしめた。
「そんなに身近に感じるものでもなかったので、正直。だから、びっくりというか、そうなんやという。そんなに聞いても実感が湧かないというか。でもうれしいですね」
今季は梅野と“捕手2人制”でスタートするも、梅野が8月13日のヤクルト戦(京セラ)で死球を受け、左尺骨を骨折。長期離脱を余儀なくされ、その後は坂本が一人で投手陣をけん引した。チームの緊急事態を救う活躍で18年ぶりのリーグ優勝に貢献。CSファイナルS、日本シリーズでも全試合でスタメンマスクをかぶり、38年ぶりの日本一に導いた。
キャリアハイとなる84試合に出場し、ポストシーズンも駆け抜けての初受賞に「1年間しっかりとやってきてよかった」と笑顔。「チームが勝つためという思いでやってきた結果がこうなったと思っていますし、逆に自分でもっともっと技術を高めてやっていくことがチームのためになると思っている」。何よりもチームの勝利を一番に考えてきたがゆえに手にした勲章。「並行してどっちも良くなっていくようにできたらいいなと思います」とさらなる向上心ものぞかせた。
くしくもこの日は30歳の誕生日。「素敵な誕生日プレゼントをいただきました」と忘れられない一日になった。「内野とか外野というポジションよりも1カ所しかないので。いろんな捕手がいる中で選んだもらえたのはありがたいことだと思いますし、またそういう賞をもらったら頑張らなあかんなという思いもありますね」。喜びながらも、さらなる高みへ強くそう誓った。
