阪神 近本の適時打ですぐさま勝ち越しに成功 ２死から木浪のヘッドスライディングで好機演出
「ＳＭＢＣ日本シリーズ２０２３、阪神タイガース－オリックス・バファローズ」（１日、甲子園球場）
阪神が二回、すぐさま勝ち越しに成功した。
８番の木浪が２死から二塁への内野安打で出塁。気迫のヘッドスライディングから出塁をもぎ取ると、才木が四球を選んだ。ここで近本が「どんな形でもランナーをかえしたいという気持ちでした」と三遊間を破る左前適時打で勝ち越しに成功した。
阪神は初回に森下の適時二塁打で先制するも、直前に紅林の右前適時打で同点に追いつかれていた。「試合展開的にもすぐに得点をかえすことができてよかったです」と近本。シーズン中と同様、８番からチャンスを作って近本がかえすという得点パターンですぐさまリードを奪い返した。
さらに五回には近本の安打と相手の失策などで１死一、三塁と好機を広げ、大山の遊ゴロ併殺崩れ間に貴重な追加点をたたき出した。
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