聖地男まさか 阪神・伊藤将「握り損ねた」痛恨失策響き5回4失点
「SMBC日本シリーズ2023、阪神タイガース4-5オリックス・バファローズ」(31日、甲子園球場)
昨年の王者はミスを見逃してはくれない“聖地男”がまさか…。黒星を喫した伊藤将は自らの失策を攻めた。
「握り損ねたって感じですね。あそこのミスが一番の原因」
1点を勝ち越された五回1死一塁だ。犠打を試みた東の打球を処理し二塁へ送球も、ワンバウンドの悪送球に。失策で1死一、二塁とピンチを拡大させてしまった。続く中川圭は二飛に打ち取ったが、宗に右中間を破る2点適時打を献上。ここまで今シリーズ無安打だった手ごわい打者を目覚めさせる最悪の形となってしまった。
今季途中まで甲子園では11連勝をマークするなど本拠地で無双していた左腕。だが、この日は「上下の制球ができていなかった」と反省。1点リードの四回2死は頓宮に同点ソロを被弾し、「ちょっと内に入っていた」と悔やんだ。
日本シリーズ初登板は5回4失点とホロ苦い結果に。「調整して、次の機会があればしっかり投球できれば」。登板の可能性が残る今後の戦いに向け、前を向く。
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