阪神・佐藤輝 日本一侍になる 「そらもちろん!」日本S制して侍ジャパン中軸に 牧との共闘心待ち
阪神・佐藤輝明内野手(24)が24日、11月に開催される「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」(16日開幕、東京ドーム)に臨む野球日本代表「侍ジャパン」に桐敷拓馬投手(24)、及川雅貴投手(22)、森下翔太外野手(23)とともに選出された。9、10月度の「大樹生命月間MVP賞」のセ・リーグ打者部門も受賞。虎の主砲が日本シリーズで日本一に貢献し、侍戦士としても躍動する。
再び、佐藤輝が日の丸のユニホームに袖を通す。11月に開催される国際大会に向け、新体制の井端ジャパンのメンバーに名を連ねた。「井端監督の下でしっかり自分の役割を果たし、アジアチャンピオンになれるように」と気合が入っている。
この日、記者会見で井端監督が「4番・牧」を早々と明言。大会では牧とともに、中軸を託される可能性がある。「年齢制限はありますけど、日本の中軸というのは見られていると思うので、各国から。頑張ります」と、クリーンアップを担う心はできている。
昨年11月に開催された「侍ジャパンシリーズ2022」でも侍メンバーとして戦った佐藤輝。当時のように、牧と共闘できることを心待ちにしている。「本当に同級生ですごいいい選手なので。チームとしても心強い」。左右の大砲が機能すれば、優勝できる可能性が高くなることは間違いない。
「しっかりプレーして、良い結果が出ればなと思います。いい選手がいっぱいいるので、みんなで頑張りたいと思います」
まずは、28日から始まるオリックスとの日本シリーズに集中する。この日は甲子園でシート打撃が行われ、才木と対戦。2打数無安打、2三振と結果こそ出なかったが「確認というか、打席に立てることが全てなので良かったです」と前向きに捉えていた。
パ・リーグ3連覇中の絶対王者との最終決戦。佐藤輝は「どんどん積極的にしっかり打って、チームを勝たせる役目をしたいなと思います」とイメージを頭の中で膨らませている。思い描く通りの打撃ができれば、相手をひるませることができる。残り少ない調整期間の中で、万全の態勢を作っていく。
報道陣から日本一を引っ提げて侍ジャパンに合流したいか?と問われると「そうっすね、そらもちろん!!」と力強く言い切った。勝負の秋。大事な決戦で、周囲を震撼(しんかん)させるような一発を放つことはできるか。ファンはその姿を待ち望んでいる。
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