阪神・森下「勝ち癖ついた」 3連勝CS突破で自信満々 日本Sでパと自身初対戦「すごく楽しみ」

 阪神の森下翔太外野手(23)は21日、日本シリーズの相手がオリックスに決まり、公式戦では自身初となるパ・リーグとの戦いを心待ちにした。広島とのCSファイナルSは3連勝して無敗で突破。“勝ち癖”がついた勢いに乗り、38年ぶりの日本一を目指す頂上決戦では、今まで以上にチームに貢献する活躍を誓った。

 9年ぶりのCSファイナルS突破を決めたのもつかの間、森下は関西シリーズとなった頂上決戦へ視線を向けた。

 広島を無傷の3連勝で撃破。「本当に勝ち癖がついたというか。負けない野球を短期決戦できたっていうのは日本シリーズにも絶対つながってくると思う」。38年ぶり日本一に向けて自信満々。勢いのままパ王者・オリックスにぶつかる。

 今季の交流戦期間中はファームで過ごしていたため、パ・リーグのチームとは初対戦となる。「すごく楽しみ」と心待ちにし、強敵を相手に献身的な活躍を誓った。

 「より厳しい試合になると思う。いい選手、強いチームが集まっているところで勝ち抜いてきたチームとやるわけなので。本当に今まで以上に、もっとチームのためにっていう(思い)を守って行動しないといけない」

 自身初のCSでは何度も捉えた当たりが安打とならず、通算10打数2安打で打率・200。それでも印象的な活躍を見せた。18日の初戦は、1点を追う四回1死で左翼席に一直線に突き刺す同点ソロ。セ・リーグ新人初となるCSデビュー戦弾でムードを変えた。

 20日の3戦目は、1点リードの七回1死満塁で貴重な追加点となる押し出し四球を選んでガッツポーズ。独特な雰囲気の中でも、自分を見失わずにプレーした。

 本拠地で行われた3試合は全て満員。地鳴りのような大声援は大きな後押しとなった。ファンの力を感じたからこそ、日本シリーズでは甲子園で必ず勝利をつかみたい。「やっぱり甲子園っていうところで勝ちきらないといけない。そこはしっかりやっていきたい」。さらなる後押しを期待し、プレーで応える決意を示した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス