鳥谷敬氏 阪神・岡田監督の伝説のフレーズは「どういう意味で言ったのかいまだに分からない」と激白

 元中日投手の川上憲伸氏が2日、自身のユーチューブ「カットボールチャンネル」を更新し、元阪神の鳥谷敬氏と現役時代を懐かしんだ。

 2005年9月7日に行われた首位・阪神と2位・中日の一戦(ナゴヤドーム)。阪神2点リードの九回無死二、三塁から、中日・谷繁の二ゴロを関本が本塁送球したが判定はセーフ。これに激高した平田ヘッドコーチが退場処分。納得できない岡田監督はナインをベンチに引き揚げさせ、没収試合となりかねない中、18分後に試合は再開。その後、同点とされてさらに1死満塁ピンチで岡田監督がマウンドの久保田に「めちゃくちゃしたれ。責任は俺が取る」。これに発奮した久保田は渡辺、ウッズを連続三振。延長十一回には中村豊の劇的アーチが飛び出し勝利。この一戦がリーグ優勝へ加速した伝説のフレーズだ。

 鳥谷氏は当時について「『やってられるか』みたいな感じになって、『全員引き揚げろ』って言われて、そのままベンチ裏に行って。なんで出て行くことになったのか分からないですけど」と振り返り、続けて「ほとんど岡田監督は(ベンチから)出てこないんですけど、マウンドに出てきて久保田さんに『めちゃくちゃにしたれ』って言って帰っていって。自分たちも(守備位置に)散っていって、結局抑えたんですけど、どういう意味で『めちゃくちゃしたれ』と言ったのかは、いまだに分からないですね」と明かしていた。

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