田尾安志氏 阪神戦力外の内野手に言及「守備をアピールできる選手じゃないと今のタイガースでは残れない」
阪神OBで元楽天監督の田尾安志氏が4日、自身のYouTubeチャンネル「TAO CHANNEL」を更新し、阪神から戦力外通告を受けた高山俊ら野手4選手に言及した。
16年新人王の高山について、田尾氏は「1年目に素晴らしい成績を残してレギュラー街道まっしぐらだろうなと思ったんですが、2年目以降は伸びなかった」と首をひねった。今季は1軍に昇格できず「本当にちょっと寂しい。能力はあると思うんですが、歯車が狂いっぱなしで数年きてしまった。狂った歯車をもう一度なおしてあげる、その作業が必要。それさえできればまだ30歳」と、再生可能とした。
また、北條史也、板山祐太郎、山本泰寛の他の野手3人についても触れた。北條について「守備が特別うまいという印象はない。内野手にしては足が足りない」とし、「小幡がいる。小幡以上の選手じゃないといけない。そうなるとかなり苦しい」とした。
また、北條と同じく、内野手の山本泰は「守備、思い切りの良さはあるが堅実性という面では欠ける。コンスタントに数字を残せるバッティングではなかった」とマイナス面に言及。「ピッチャー陣が優秀なチームとなると、守備をしっかりアピールできる選手じゃないと、今のタイガースでは残れないんだろうなと思いましたね。そういう点で北條、山本は外されたんだろうな」とした。
板山は1軍で12試合に出場し、打率・059。「キャンプで見た時はすごくいいスイングしていた。あのスイングを続けられていたら、こんな結果じゃなかった」と振り返った。
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