阪神・岡留がうれしいプロ初勝利 佐藤輝が決勝3ランを含む4打点で自己最多90打点に到達
「広島東洋カープ5-6阪神タイガース」(1日、マツダスタジアム)
阪神は2桁安打をマークし、連敗を「3」でストップさせた。
先制は阪神。0-0の三回に先頭・近本が左前打で出塁すると、続く中野、森下が連続四球を選んで満塁の絶好機。大山は見逃し三振に倒れたが、佐藤輝が大道の内角カットボールを捉えて中前適時打をマークした。
逆転を許し、1点を追う四回には、2死から代打・ミエセスがたたきつけるような三塁内野安打で出塁すると、相手ミスに乗じて二塁へ。続く近本が中前適時打を放って同点に追いついた。
佐藤輝が存在感を見せた。相手ミスも絡んで作った五回無死一、二塁の好機。3番手で登板した床田の内角ツーシームを捉え、右越えへ23号3ランを放り込み勝ち越しに成功した。この日4打点目を挙げ、キャリアハイをさらに更新する90打点に到達した。
5-3の七回には、1死満塁で坂本が中前適時打を放って追加点を奪った。
投手陣はブルペンデー。馬場がプロ1年目の18年8月12日・DeNA戦(横浜)以来となる5年ぶりの先発に挑み、3回2失点だった。
2番手の岡留が1回1/3を1失点。3点リードの五回1死三塁で代打・松山を迎えた場面で交代が告げられ、代わった及川が2死三塁から小園に左前適時打を許した。岡留はプロ初登板からの連続無失点が「7」で途切れたものの、登板8試合目にしてプロ初勝利を手にした。
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